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母で主婦で会社員の中年のもろもろの記録

お誕生日

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タイトル、娘でも自分でも夫でもなく、本日1月28日は「秘密」の薪氏(二次元)のお誕生日。便乗してケーキ買ってきました。薪さんおめ!こういうの初めてだけど楽しいです。

本当は、ちょっと早く退社してイデミスギノに寄りたい!と思っていました。というか、朝の通勤電車で、各地で生誕祭が開催されているのを目の当たりにし、高級ケーキを調達する理由を見つけてつい色めきだってしまいました。ここのケーキ久しく食べていませんが、繊細で上品でほんとに素晴らしい。

しかしながら全然帰れず…それどころか娘の習い事の迎えなども降りかかり、銀座に立ち寄るどころか夕食作るのさえ諦め、駅ナカでケーキと寿司を調達するという…。まあ、実家から配給されたローストビーフのお陰でなんとなくパーティ風味になって、この肉がまた超美味しかったんで娘は喜んでいました。そういうものです。

写真のケーキはFoundryというチェーン店のものです。たまに買って帰るけど普通です…。

ああイデミスギノのケーキ食べたい。アテスウェイでもいい。ユウジアジキでもいい。めっちゃ美味しいのが食べたいー!!

ただの食いしんぼ記事になってしまった。

誕生日とは、もはや自分のは当日も忘れてるほどどうでもよいものですが、薪さんは祝われてほしいのです。願いです。

 

ショタを理解した?日

職場の先輩(女性・40代半ば・既婚)が、欅坂46平手友梨奈さんのファンです。センターの子です。遠方のコンサートに泊まりで1人で行ったり、欅カフェに1人で行ったり、コンビニのコラボグッズ?を集めたりしています。傍でみていても、その活動にかなりのエネルギーを割いていると思われます。

聞くところによると、欅坂46には女性ファンが多いのだとか。しかし、正直、わたしにはその魅力がよく分かりません。欅坂46がなにものなのかは知っています。わたしはTVをほとんど観ませんが、夫が、仕事で歌番組のカット割の予習を家でするので、平手さんの顔は辛うじて分かります。可愛い女の子の顔を見るのは好きですが、平手さんはわたしのタイプではなくて、しかしアイドルの魅力は容姿だけではないということは承知しています。

で、一度先輩に、その平手さんへの情熱は、いわゆる百合的なものなんですかね?と聞いてみたことがあります。そのときの先輩の言曰く、違う、どっちかというとショタである、とのことでした。わたしはやはりよく分からず。まあ、平手さんには少年ぽさが(プロモートされているのかもしれませんが)あるね、ショタね、どっちにしろ共感できませんけどね、ふーん…と雑談して終わりました。

その後、話変わって、昨年の娘の小学校の運動会でのこと。娘の小学校では、1年生から6年生まで縦割のチームで点数を競うのですが、応援団長が花形的に目立つポジションでした。この娘のチームの6年生の応援団長が、なんとも綺羅綺羅しい少年だったのです。

他2チームの応援団長が、成人女性を軽く越す背丈の骨っぽい男子だったのに対し、この少年はぱっと見、女の子?男の子?と見分けがつかない線の細さで、サラサラ髪の毛、キリッと整った顔だち、袴のほっそいウエスト…わたしは思わずガン見してしまったのでした。わたしだけでなく、周りのお母さま方もザワザワしていました。かわいい!女の子?男子か!モテそう!などなど…

そのときわたしはふと先輩のことばを思い出し、もしやこれがショタでは…!?と思い当たったのです。もう、運動会が終わるまで彼から目が離せませんでした。彼のお母さま申し訳ありません。そして、ああわたしもBBAになったなーと変な感慨が湧きました。それからというもの、参観やら行事やらで小学校に出向くのがちょっと楽しみになったほどです。

という話を友人にしたら、通報するぞと言われました。うん…われながら…キモw

言い訳がましいですが、わたしはもともと美少年的なアイコンには興味がありませんでした。ジャニーズにもまったく食指が動かないし、例えば映画なら「ベニスに死す」のタジオ少年とか、漫画なら「風と木の詩」のジルベールとかには萌えない。まあ、本来のショタは萌えとは違うものだとは思いますが。ああ強いていうなら「日出処の天子」の厩戸皇子は好きです。

で、いま思ったんですが、この中性的な応援団長をガン見してしまう心情をさらに掘りすすめると、もしかして腐女子目線なのでは?という仮説が浮かびました。この少年にちょっとドキドキする(んじゃない?という下衆な好奇心前提の)男子クラスメイトフィルタを無意識に自分の眼にかけているのでは…と。私には美少年愛好のフェティシズムはないし、母性的なキュンでもない。息子がいたらまたちょっと違うのかな。

ああ、結局ショタってなんなのか。やはりよく分からなくなってきましたが、わたしの初ショタ?体験かもしれない記録でした。青少年を不純な眼で見てすみません。ごめんなさい。

 

さて、昨日娘がインフルを発症しました。あーあ…年明けからなんとかもちこたえてきたのに…。去年もそうでしたが、予防接種打っているので熱は38度未満です。わたしは去年も今年も打ってませんが、娘と24時間べったりでも発症しません。しかし、絶対に同席しなければならない打合せが木曜にあります。なんとか娘が木曜に登校できるよう頑張ります。今日はピアノ練習会に参加予定だったけどキャンセルです。一歩も外に出ず。水曜日にピアノに消音ユニットがつき、ヘッドフォンで弾けるようになったので、明日も籠ります。

週末

金曜夜の開放感にひたっています。月曜休んだというのに長い1週間であった。会社は休みが長かっただけあって昼食もままならん慌しさでした。年末年始あんなにぐーたらしていたのに、明日から学校/仕事という日に母娘で風邪をひき、騙しだまし今週を乗りきりました。娘のクラスでインフルエンザがじわじわ増殖していて恐怖です。

在宅勤務できなかったので家が荒れ気味です。床キタナイ。食事も鍋⇒惣菜⇒外食…で娘が便秘になりそう。けっこうすぐ影響してしまう。ゴメン。3連休はゆっくりします。

さっきネットニュースを眺めていたら、ちょっと前に記事にした北村国家安全保障局長の名前を見つけました。トランプ氏とちょこっと面会した、という愛想のない記事でしたが、この方のスケジュールが、1/8-10アメリカ、その後首相の1/11-の中東に同行し、その後1/15-17でロシアとありました。60過ぎてそんなに酷使されんの…!と喫驚しました。移動だけで病気になりそうです。頭が下がります。

2020年とオタクの思い出

今年は年末年始のお休みが長く、仕事始めが恐怖です。...なんて、わたしは明日(もう今日だ)もお休みをいただいています。すみません。新幹線が混むので平日に移動します。今のうちに会社メールを見ておきたいが見たくない…グダグダのせめぎ合い…

昨年末は、29日深夜に実家に着き、今日までひたすらダラダラ過ごしました。近所に住む2番目の弟一家がほぼ毎日のように夕食を食べに来るので、たいへん賑やかでした。娘は弟と弟嫁と従姉妹が大好きで、おばあちゃんも大大大好きで、今夜はすでにブルーになっていました。しかしわたしは早く家に帰りたくて息切れしています…実家とはいえ他人の家。わたしはもともと自分の家が大好きな引きこもりなのです。たいへんな出不精で旅行もきらい。

ここに子連れで居候させて貰っていたのはつい3年前のことですが、よく2年も一緒に住めたな…と思います。思えば小学生時代から、実家の散らかり具合に毎日イライラしていました。そう、母は片付けられない病…汚くても平気病…一人暮らしだというのに溢れるモノの洪水と埃とカビっぽさに気が遠くなります。帰省して3日でアレルギー症状のためドラッグストアへ走ることに。

恐ろしいのは父の家も更なる大量のモノで埋め尽くされていることです。わたしの両親はかれこれ20年来、徒歩1分の距離で別居しているのですが、2人とも終活だとか身辺整理などにはまったく興味がない様子です。元気な証拠ですね。けっこうなことです。しかし親問題を無視できない年頃です。長女のわたしは関東、長男は海外で、次男だけが地元に居を構えていますが、諸々を一手に引き受けられるとは思えない。娘のためにも親にはいつまでも元気でいてほしいですが、帰省するたびにぼんやりと不安にかられる…。

不毛な話はさておき、年も変わりましたので振り返ると、昨年はよい1年でした。まず、わたしの最大の頭痛の種である夫と表面上穏やかに生活できました。娘の小学校生活もここまでは大きな躓きなくこれました。後半はピアノを再開したことで生活にもう1頁が加わった気がします。それに、久々に漫画に耽溺して、再びその楽しさに目覚めました。すっかり忘れていたけど、わたしはたぶん中学生時代の一時期ゆるめのオタクでした。たしか薄い本も2,3冊持っていた。

これらを踏まえ?今年はさらに楽しい1年にしていこうと思います。このブログは当初、育児記録のようなものとして始めましたが、自分のことを書くことが増えました。子育てのステージも、わたしの生活も意識もだいぶ変わってきたのだと思います。娘に手がかからなくなったわけではないけれど、母親であることに慣れ、仕事も家事もせねばならないことに慣れ、それ以外のことも欲しくなってきたのでしょう。われながらよいことだと思います。

というわけで、このブログで引きつづき、日々の記録を細々と綴る所存です。数年後に読みかえしたとき、ちょっとした感慨や、この時こうだったのね、みたいな再発見があるといいなと思っています。

 

ちなみに、自分のオタク時代を思い出したきっかけが昨年ありましたので、書いておきます。

昨年12月、会社で引き継いだ仕事の一環で、社員を対象とした英語研修の打上げに参加したときのこと。おそらく20代前半の、金髪の愉快なイギリス人男性の英語講師が、話してみるとハードなオタクでした。新婚さんで、おそらく奥さん(日本人)もオタクで、わたしのまったく与り知らぬジャンルのアニメ?の自作の着ぐるみ?の写真を嬉しそうに見せてくれました。「ホントニスバラシイ」と連呼しておられ、こんなに日本の生活をエンジョイされていることを一日本人としてたいへん嬉しく思いました笑。コミケにも何度か遊びに行かれているようでしたし、もちろんBLや腐女子の存在もご存知でした。そして、たまたまわたしの正面に座っていた、まったく面識のなかった隠れオタクの男性社員も交え、その昔は「びーえる」ってことばはなかった、「YAOI」という単語があってね、その由来はね…と無駄な知識を授け、大いに意気投合したのでした。渋々参加した会でしたが、結果、すごくたのしかった…なんか色々思い出して感無量でした。

…そんな、しょうもない記録で終わります。こんな独りよがりな記事を読んでくださっている方、ありがとうございます。もしまたお目に触れることがあるなら、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ピアノのこと③

  • 発表会

今日、もう昨日ですが、娘ではなくわたしが参加しているピアノサークルの発表会を少しだけ聴きに行きました。ピアノ教室の発表会は弾く方も聴く方も何度も経験していますが、こういう有志が集まった演奏会って初めてで、緩い雰囲気で新鮮でした。自分も身内も弾かないので気楽なものでぼーっと聴いていたら、とびぬけて上手い人が1人いて度肝を抜かれました。ショパン3曲、ノクターン5番、エチュード25-8、スケルツォ3番を弾かれましたが、聴いてるうちに思わず姿勢がだんだん前のめりになるような、そんなクオリティでした。

参加しているサークルのメンバーではないようだったので(他の会との合同企画だった)、セミプロとかかな?と思って検索してみたら、現役の東大の学生さんでした(しかも理Ⅲ)。その方ショパンコンコールinアジアの地区アマ部門で金賞をとっておられました。もうひとつの団体の代表の方のお知り合いということでしたが、二物を持つ人がいるんですね。いやーすごい。行ってよかった。よい刺激をもらいました。わたしももっと練習しよう。

  • ピアノレッスン

先月初め、かれこれ20年以上ぶりにレッスンを受けました。娘の前の先生に連絡を取ってとりあえずワンレッスンお願いしました。リストの「狩り」とドビュッシーの「喜びの島」をみてもらいましたが、とくに「喜びの島」は道のりが遠すぎてめまいがした。昔一度弾いたのに泣きたくなった。でもやはりすごく勉強になりました。みてもらってよかった。

  • ピアノを買った

これも先月。しかし、電子ピアノに慣れた耳には音がでかすぎて、びびってまともに弾けません。マンションなので当然アップライトですが、それでもびっくりする音の大きさです。娘がポロポロ弾くぐらいなら、と思って、サイレントユニットをつけず、とりあえずアコースティックのまま納品してもらいましたが、やはりつけることにしました。工事は年明けになりますが、これでわたしも弾けます。ヘッドフォンだと結局電子音だけどハンマーの感触は生なので、スケールとアルペジオからちゃんとやろう。

 

さて、今日は大好きな漫画の掲載誌を買いましたのでしばらく浸りつつ、ピアノを弾きつつ、娘がいない休暇を満喫します。ああしあわせだー。帰省したくない。実家にはピアノがない…

クリスマスと年の瀬

クリスマスおめでとうございます。

今年のクリスマスはド平日なうえ、23日が祝日でなくなってしまったせいで、夕食やらケーキやらの準備が非常に億劫でした。しかし娘は、この日は家でパーティメニューとホールケーキがデフォルトだと刷り込まれてしまっている。在宅勤務&午後休暇というやる気のないリーマンっぷりがまかり通る職場のお陰で、今年も無事にタスクを完了しました。今年は夫も家に居るというのでケーキは買いに行って貰いました。

あとはツリーの下にサンタがデカい箱を置くのみ。つかれた…しかしクリスマスミサにもちょっとだけ与かることかできました。毎年思うけど、教会、年一じゃなくてもうちょい行こう… 。

そういえば昨日は、会社の偉い人にクリスマスプレゼントだとピアスをいただき、めちゃくちゃびっくりしました。娘さんのとかを横流されたのだろうか…。

明日は娘の学校の終業式で、夕方、彼女には単身、大阪へ飛んでもらいます。初めてのジュニアパイロットで、一足早く実家に送り込みます。最初は抵抗していた本人も、おばあちゃんや叔父さんやいとこに会えるのはすごく楽しみで、いまは観念して、ビビりつつドキドキしています。

わたしは実家に帰ってもとくにすることがないので、ギリギリまで家でダラダラしてから帰省しようと思います。移動日も決めていません。おひとりさま(厳密にはちがう)満喫してピアノ弾いて漫画読むんだ。わーたのしみ。まあ、実家でも更にダラダラするわけですが…

会社は26と27が有休奨励日となっていますが、娘もいないことだしとくに休む必要を感じない。雑務をかたづけ、ピアノサークルの発表会を覗いて打上げに参加して、家の掃除でもして、そんな年の瀬です。

 

 

 

 

採用の男女比をきいて思ったこと

わたしが勤めている会社では、女性社員の方が男性社員よりも若干多いのですが、来春の新卒新入社員の男:女の比率が2:5だと聞いてちょっと驚きました。40人と100人ぐらい。薬学部卒を多く採用することもあって毎年女性の方が多いのですが、来春はとくに顕著なようです。

いま弊社ではママが増えて大変なことになっていて、上層部がその解決策を見出しているようにはとても見えないのに、どういうつもりなんだろうと思っています。が、それはまた別の問題で、今回ふと考えたのは別のことです。

採用の現場では「女性の方が優秀」「女子の方がしっかりしてる」ということばがよく聞かれます。人事担当者も、面接官となる現場の管理職も、口を揃えてそう言う。よその会社の方からも、公務員からも、似たような話は聞いたことがある。もちろん仕事の内容によって向き不向きがあると思いますが(腕力体力が要求される仕事は男性が有利とか)、採用時、女性>男性という評価は、もしかして世間では共通認識なのでしょうか。

わたしが働く業界の特定の職種に限ると、女性の比率が高いのはどの会社も同じで、海外ではより顕著です。わたしは今は、入社者への専門教育を担当する部署にいるので、毎春フレッシュな若者たちと接する機会がありますが、優秀ということばが適当かどうかはともかく、女子の方がバランスがよいというか、成熟の度合いが高いという印象はあります。彼らは専門職に就くのですが、これは業務でも大切な要素です。

これは俗に言う、男性の方が精神的に幼いとか、そういった特性のせいなのだろうか。弊社の新卒さんは24歳が最多ですが、だとしたら、どの辺りの年齢時点で差がなくなっていくのだろうか、というようなことを、ちかごろつらつら考えたりします。昇進スピードや管理職の比率は、弊社も圧倒的に男性>女性ですが、これは、大多数の女性が出産後にキャリアを停滞させることが大きな要因で、能力差の結果ではありません。

わたしは女ですが、自分より遥かに仕事ができる男性もいればできない男性もいる、というのが日常的な実感です。しかしそれは女性も同じことで、男女で能力を比較するという発想はこれまであまりなかった。強いて言うなら、われわれの業界の特定の職種には女子が向いてるね、という程度の感想しか持っていませんでした。でもこのたびの採用比率を聞いて、へえ…と思ったので書き留めておこうと思いました。

そして、東京医大の入試問題が思い出されてこのような記事を見つけて、面白いなと思いました。UCLA助教授・津川友介さんという医師のブログです。「女性医師のほうが、男性医師よりも患者の死亡率・再入院率が低いことが明らかに」という記事で、このように述べられています。

過去の研究において、女性医師の方がガイドライン遵守率が高く、患者とより良好なコミュニケーションを取り、より専門家にコンサルテーションすることなどが報告されています。このように男性医師と女性医師の間での診療パターンの違いが、患者の予後の差につながった可能性があるのではないかと考えられます。

津川友介医師ブログ「医療政策学×医療経済学

全然知りませんでしたが、上記の記事で紹介されている研究論文は、2017年に「世界で大きな影響を与えた科学論文」の3位に選ばれたということで話題となったようです。「ガイドラインの遵守率が高く」「より専門家にコンサルテーションする」というところ、深く頷きました。上記は医師の話ですが、同様の傾向はわたしの職場でもみられる気がします。

とりとめのない感じになってきたので終わります。年が明けると新卒さんを迎える準備が本格的に始まります。1年経つのは早いですね…。